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  • 顔のシワ・たるみ

リフトアップ整形治療【顔のたるみを自然な感じで改善するには?】

整形によるお顔のリフトアップ法のうち、どの治療どの順番で受ければ、最も効果的に若返ることができるかを知りたいですか?

実は、従来のリフトアップ治療には、デメリットや限界があります。

例えば、ヒアルロン酸は、ある程度たるみが進んでいると、ヒアルロン酸自身の重みによりかえってたるみが増したり、薄い皮膚の下にヒアルロン酸が透けて、特に笑った時に凹凸が目立ったりします。
それを補正しようと入れすぎてしまうと、今度は顔がパンパンになった印象になってしまいます。

また、糸によるリフトアップ治療は、肌質自体は改善しないため、笑った時のシワは改善できず、さらに数か月から数年で元に戻ってしまいます。
その他、物理的に持ち上げることによる引きつれの問題や異物を入れることによる感染のリスクもあります。

このようなデメリットを克服する方法として、再生医療があります。
再生医療は、皮膚の老化の根本であるコラーゲンの減少に対してアプローチします。

再生医療の中でも例えばPRPの場合、1回の治療では効果が弱く、繰り返しが必要だったりします。
ただし、再生治療の場合、繰り返し行った場合、バランスが悪くなることで、きれいに仕上がらなかったり、しこりになったりするデメリットもあります。

グロースファクターは再生医療に準じた治療です。
当院のグロースファクターは、1回で長期自然な印象を維持できます。

ここでは、お顔のリフトアップの整形治療をどのような順番で受ければ、自然できれいな状態を維持できるかについて解説いたします。

ぜひ参考にしてみて下さい。

目次

顔のたるみをリフトアップさせる最適な方法は?

顔のたるみが起こる主な原因は、「皮膚の老化」

顔のたるみとは、分かりやすく言いますと、皮膚をつまんだ時に伸びて簡単につまめる状態、触るとふにゃふにゃしていて弾力がない状態です。
皮膚の主成分のコラーゲンが減少し、支えが失われると、重力で下に落ちて来ます。
例えば、頬の皮膚が落ちた先の皮膚と衝突することでほうれい線のシワができます。
たるみとシワは表裏一体の関係にあります。

顔のたるみが起こるメカニズム

肌のたるみはなぜ起こるのでしょうか?

お肌の老化の80%は紫外線が原因です。
その他、喫煙、精神的ストレス、糖化ストレスなども関与しています。
これらにより、皮膚の主成分であるコラーゲンが減ることで、支えが失われ、たるみが起こります。

コラーゲンの量と年齢グラフ

コラーゲンの減少は40代から明らかに増え、50代以降は特に老化が進みます。
なんと60代では、20代の時の半分になります。

なお、重力により下がった皮膚は、“じん帯”があるところでせき止められ、ほうれい線やマリオネットラインなどのシワが発生します。

顔のじん帯

ほうれい線やマリオネットラインは、たるみの結果としてシワが起こっていると言えます(たるみジワ)。
その他、顔のたるみには、骨・筋肉・皮下組織の萎縮(年々やせてくること)も関わっています。

※詳細は「シワ・たるみ用語解説」をご参照下さい。

 

減少したコラーゲンを増やすのがリフトアップの鍵

皮膚の老化を改善すると、つまり、皮膚のコラーゲンを増やすと、以下のように意外と簡単に、しかも自然な印象でリフトアップします。

顔全体のリフトアップ治療

顔全体のリフトアップ治療

顔全体のリフトアップ治療

顔全体のリフトアップ治療

「コラーゲンを増やす治療」と「コラーゲンを増やさない治療」との違いは?

肌質を改善させないままの治療、つまり、皮膚を切って縫ったり(フェイスリフト)、糸で持ち上げたり(糸リフト)、中に詰め物をしたりして(ヒアルロン酸・脂肪注入)物理的に改善させる治療法は、軽度のたるみであれば何とか改善できる場合もありますが、ある程度のたるみ以上だと、特に笑った時などに不自然な印象になったりするので、注意が必要です。

 

部位別のリフトアップ法の解説

次に、各部位に起こるたるみの症状を説明いたします。

目の上(上まぶた)のたるみ

紫外線などの影響により、たるんで徐々に下垂してきます。
上まぶたのたるみにより、二重のラインが隠れて奥二重になったり、黒目が隠れて前が見づらくなったりします。

上まぶたのたるみ

眼瞼下垂(がんけんかすい)とは、まぶたが下がった状態のことです。
眼瞼下垂には、皮膚のたるみ以外に、まぶたを持ち上げるスジ(挙筋腱膜)が伸びることで生じることもあります。
まぶたを挙げるスジが伸びると、目を一生懸命開けようとする過程で目の上の脂肪(眼窩脂肪)が引きこまれ、「まぶたのくぼみ・くぼみ目」ができることがあります。

上まぶたのたるみの詳細>>

目の下のたるみ

目の下のたるみは、目の下の脂肪(眼窩脂肪)を包んでいる膜がゆるむ(たるむ)ことで生じます。
また、皮膚のたるみにより、眼輪筋の境目が透けて見えることで、目の下にハの字のくぼみができます。

目の下のクマの種類

目の下のたるみの詳細>>

目の下のクマ・たるみの治療方針についての詳細>>

頬のたるみ

頬のたるみが起こる原因は?

頬の皮膚のコラーゲンが紫外線や加齢の影響により薄くなると、皮下脂肪とともに下に落ちていきます。
その結果、頬の中央には、くぼみやゴルゴ線ができます。

頬のたるみ

放置すると、以下のように徐々に変化していきます。

 

たるみの程度と頬のじん帯の強さにより頬のくぼみやゴルゴ線ができます。
これらのでき方には個人差があります。(頬のじん帯が強い方の例

 

その他、頬のたるみは、額やコメカミからたるみによる影響もあります。

額・コメカミからのたるみの流れ

上から皮膚が流れて落ちて、特に頬骨のところにふくらみとして溜まります。
額・コメカミから頬にたるみが生じている方の例

そういった方は、コメカミを指で引き上げると頬のふくらみとゴルゴ線は改善したように見えたりします。

その他、目の下がたるんで落ちてきていることで、頬が相対的にくぼんで見えている可能性もあります。

頬のリフトアップ治療の順番について

頬のリフトアップをご検討中の方への注意点として、目の下のたるみが見られる場合は、目の下から先に治療された方がよいです。
その理由として、以下があります。

  • 目元の改善の方が見た目の改善度の印象が大きい
  • 上から治療した方が治りやすい

なお、目の下と頬の境界はあいまいであるため、もし両方の治療をご検討中でしたら、同時に治療されることをお勧めいたします。
その理由は、別々に治療した場合、両者の境目が甘くなったり、重複が起こり得るためです。
そのため、できれば同時に治療した方がバランスよく仕上がります。

頬のリフトアップ治療例

目の下のクマ治療顔全体のたるみの同時治療(脱脂+目の下・頬・ほうれい線・口角のグロースファクター)を受けられたモニターの方です。

pre
術前・・・全体的にわずかなたるみ傾向があります。

6m
6か月後・・・顔全体がリフトアップした印象です。
詳細な経過>>

頬のリフトアップ治療の詳細>>

頬のグロースファクターの詳細>>

ほうれい線

ほうれい線は、頬の皮膚と皮下脂肪の重みにより、ほうれい線部の皮膚がパキッと折れることで生じます。

したがって、ほうれい線をリフトアップさせるには以下の方法があります。

頬の皮膚と皮下脂肪の重みを取る

脂肪溶解注射により皮下脂肪を減らすという方法があります。
ただし、皮膚の弾力が低下していると、かえってたるみが増したり、皮膚が余って、鼻横のシワが増えるリスクがあります。(顔のたるみに対する脂肪溶解注射の詳細>>

その他、マッサージ・顔の筋トレなどにより頬の水分を逃がしてあげることで、ほうれい線を浅く見せることもできます。(顔のたるみケアの詳細>>

ほうれい線自体の皮膚のハリを出す

これには、皮膚のコラーゲンを増やせばよく、その方法としては、グロースファクターやPRPなどがあります。
グロースファクターの方が1回の効果がはっきりと得られます。(注射によるリフトアップ治療の詳細>>

口元のたるみ

前述の通り、頬のたるみにより、その下にほうれい線ができます。
その場合、ほうれい線のすぐ上にふくらみが生じることもあります。

口元のたるみ

また、頬の外側から内側にたるみが押し寄せることで、ほうれい線の内側にふくらみが生じることがあります。

ほうれい線の内側にふくらみ2

一方、頬の外側が下に落ちると、マリオネットラインが生じます。

さらに、頬の脂肪が増えると、重みが増し、口元のたるみが悪化することがあります。
体重増加によりマリオネットラインが悪化した例

頬の外側がアゴ中央に押し寄せることで、アゴ中央部には横ジワが生じることもあります。

口元のたるみ改善の順番は?

口元のたるみに関連する部位には、頬・ほうれい線・マリオネットラインがあります。
これらを上から治療した方が治りやすい傾向があります。
なぜなら、下の方ほど上からの重みがかかるためです。
また、顔の中心部ほど改善度のインパクトも高いと言えます。
したがって、上から順番に治療した方が満足度が高くなる傾向があります。

口元のたるみの詳細>>

フェイスラインのたるみ

フェイスラインのたるみは、頬の外側の皮膚のたるみにより生じます。
治療法には糸によるリフト治療やフェイスリフト(手術)などがあります。

治療の順番のお勧め

まずグロースファクターにより皮膚のハリを出すだけでも、たるんだフェイスラインが元の位置に戻ることも多いです。

フェイスライン治療例
こちらの方の詳細な経過を見る≫

施術名:グロースファクター注入療法

皮膚の弾力が低下してる場合は、たるみが残ることがありますが、その場合、当院ではミニフェイスリフト(口角のたるみ取り手術)により対処することをお勧めしています。
その理由は、糸よりも効果が長持ちすることと、異物を入れることによる感染のリスクがないためです。
しかし、実際はたるみが残った場合は口角のグロースファクターの追加や額・こめかみのグロースファクターにより解決できることがほとんどで、切る治療を必要とすることは滅多にありません。

フェイスラインのリフトアップ治療の詳細>>

フェイスラインのたるみの詳細>>

アゴ下のたるみ

アゴ下の脂肪は体重増加を反映しやすいです。
また、頬外側の皮膚が伸びるとアゴ下にたるみが生じます。

アゴ下のたるみの詳細>>

従来のたるみ治療法の問題点

ここでの従来のたるみ治療法とは、ヒアルロン酸、ボトックス、糸によるリフト治療、照射治療などを指します。
これらの問題点は以下の通りです。

・どれも最終的な効果が弱い ⇒ だから「組み合わせが必要」という理屈があった。
・一つ一つの効果があいまい ⇒ 組み合わせた場合に結果が予測しづらい。つまり再現性に乏しい。
・元に戻りやすい ⇒ 「積み重ねで良くなる」といううたい文句が多いが、先が見えない。

 

顔のたるみに対するリフトアップ整形治療の比較

「ネットを見ていると、たるみをリフトアップさせる整形による治療には色々な方法があって、どれを選んだらいいのか分からないんですけど・・・」と思われている方も多いのではないでしょうか?

なぜリフトアップ治療にはこのように多くの方法があるのか、、、
それは、これまで根本的にたるみを治す方法がなかった証拠でもあります。
それでは、各種整形による方法を比較してみてみます。

効果 ダウンタイム
(副作用)
治療費(相場) 持続期間 繰り返しが
必要か
注入治療
(ヒアルロン酸など)
1週間程度
(内出血)
数万円~約10万円 1~2年 必要
サーマクール ★★ ほとんどなし 約20~30万円 6~12か月 必要
糸によるリフト治療 ★★★ 1週間程度
(内出血・腫れ)
約30~80万円 数か月〜数年 場合により
必要
フェイスリフト手術 ★★★★ 数日~数週間
(内出血・腫れ)
傷跡も残る
約50~150万円 5~10年 ほとんど
不要
グロースファクター ★★★★ 1週間程度
(内出血)
1か所約14~25万円 何年も持続 ほとんど
不要

現在、お顔をリフトアップさせる整形治療には様々な方法がありますが、例で言えば、セーターの袖口が伸びきった状態(たるんだ状態)を想像してください。
セーターの線維がコラーゲンです。
全体的に伸びた状態がたるみです。
シワもできていますし、袖口は余っています。

この余った袖口を切るのがフェイスリフト(たるみ取り手術)です。
さらに、袖をスチームアイロンで加熱して縮めるのがサーマクールなどの照射によるたるみ治療です。
セーターの繊維の中に丈夫な糸を入れて吊り上げるのがスレッドリフトです。
セーターの裏側に生地を足してふくらませるのがヒアルロン酸治療と言えます。

グロースファクターは、伸びきった生地をキュッと縮めて元の引き締まった状態に戻すような特殊な柔軟剤で洗濯して生地そのものを再生させるといったところでしょうか。
袖口を切る方法や糸を入れる方法や膨らませる方法では、伸びきった生地そのものは変わらないので注意が必要です。

 

グロースファクターについて

グロースファクター注射後に自身のコラーゲンが増えることで、肌のハリが出ます。
それによりシワ・たるみが改善したり、リフトアップ効果が得られます。
肌質が改善することによるリフトアップなので、仕上がりも自然です。
一度良くなった後は、その効果は通常何年も維持されます。

グロースファクター注入療法の詳細>>
グロースファクターによるたるみ治療の詳細>>

 

糸によるリフト治療

糸によるリフト治療の適応となる部位

口周りのたるみを改善させるのに向いています。

糸によるリフト治療のメリット・デメリット

メリット

即効性があることです。

デメリット

  • 肌質そのものは改善しない
  • 数か月~数年で重力とともに元に戻る

お勧めの治療の順番

グロースファクターを行い、それでも物足りない場合にのみ糸リフトを検討されるのがよいと考えます。
実際、これまでの経験上、グロースファクターでほとんどの方が満足されているので、糸によるリフトが追加で必要になったことはほとんどないからです。

糸によるリフトアップ治療を受ける前に知っておくべき3つの注意点>>
fリフト(当院の糸によるリフト治療)>>

 

レーザー・高周波などの照射治療による顔のたるみ治療(HIFU・サーマクールなど)

実際の効果は?

レーザー・高周波の場合、熱による刺激で皮膚のコラーゲンが増えるという原理ですが、実際は、グロースファクターほどは増えないので、長期的にはほとんど効果が分かりづらいことが多いです。
また、HIFUでは筋膜を引き締めますが、実際にはそれほど収縮するわけではありません。

HIFU(ハイフ)の詳細≫

照射治療のメリット・デメリット

メリット

照射治療のメリットは、ダウンタイムはほとんどないことです。

また、熱による即時的効果があるので、急ぎの場合には適していると言えます。

デメリット

  • サーマクールなどの強い照射施術は脂肪を破壊する効果もあるため、あまり繰り返しすぎると頬がこけてしまい、骨ばって老けた印象になることがある
  • 強い照射治療は神経を痛めることがあり、しびれが起こるリスクもある
  • 目の周りは、強い照射治療はあまりできないため、目のたるみ改善には限界がある
  • 照射の刺激により肝斑が悪化するリスクがある
  • 照射治療は、熱によって生じる腫れによる一時的な効果がメインで、長期的効果は実は少ない(熱は数週間~数か月くらいで、冷めてしまい、たるみは再発してしまいます。)

照射治療とグロースファクターの治療の順番について

先に照射治療を受けられた場合、グロースファクターは腫れの影響を考慮して3か月以上空けていただきます。

脱脂やグロースファクター後に1か月以上空けていただければ、他の照射によるたるみ治療を受けられても影響はありません。
ただし、グロースファクターの最終結果が出るまで半年かかりますので、半年は様子を見られることをお勧めいたします。

レーザ―等の照射治療による顔のたるみのリフトアップの注意点>>

 

手術による顔のたるみ治療(フェイスリフト)

一般的には耳の前の皮膚を切って縫う方法です。
切る長さや皮下剥離の範囲、さらに皮膚の下にあるSMASと呼ばれる丈夫な膜をリフトアップさせる操作を追加するかどうかで効果が変わります。
目立たない部位(髪の毛の生え際)に傷ができますが、手術による方法なので、目に見える効果を見込めます。
ただし、一般的なフェイスリフトだと、腫れが目立つ期間が数週間と長くなります。

当院でのたるみ取り手術の考え方

通常口角のグロースファクターを行うと、どこまで良くなるかは弾力次第ですが、フェイスラインや口元のたるみが改善することが多いです。

ただし、紫外線をこれまで多く浴びてこられた場合などで、弾力がかなり低下されている方は、グロースファクターを打ってもなかなかキュッと引き締まらないことがあります。
その場合、最終手段として、たるみ取り手術があります。
ただし、こちらはよほどの場合にしか行いません。

そのため、早めのグロースファクター治療が効果的です。
最初から切って縫う治療は必要なく、逆に最初から薄い皮膚を手術で引き上げても表面の印象は不自然になると考えます。
さらに、動かした時のシワは手術では改善できません。

 

よろしければ診断ツールをご利用ください

質問に答えていくタイプのツールです。
あなたのお顔のシワ・たるみの種類や状態、さらに適切な治療法が分かります。
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