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市販のハイドロキノン製品|お勧め製品と3つの注意点

 執筆者: 加治佐 卓也
医学博士・形成外科専門医

シミのない美白肌は多くの人の憧れです。

ハイドロキノンシミや皮膚のくすみなどに効果があり、高濃度でなければ比較的安心して使えるので、市販の化粧品に入っていることもあります。

しかし、正しい知識がないと、効果を期待できないハイドロキノン製品を手に取ってしまうかもしれません。

今回は、市販のハイドロキノン製品の効果やハイドロキノン製品を選ぶ時の注意点、おすすめのハイドロキノン製品についてまとめます。

市販のハイドロキノン製品の効果

ハイドロキノンは手軽に始めることのできる美白剤ですが、使用量や使用方法が適切でないと、思うような効果が出なかったり、副作用が起きることもあります。

また、ひとことでシミといっても、さまざまな種類があり、ハイドロキノンが効きやすいシミもあれば、ハイドキノン単独では効果が得られないシミもあります。

このような理由から、ハイドロキノンを使用する場合には、事前に医師の診察を受けた方が安心です。

一方で、医師の診察を受けずに、自己判断で市販のハイドロキノン製品を購入して使用することもできます。

もちろん市販のハイドロキノン製品でも、ハイドロキノンが効きやすいシミで、適切に使用すればシミが薄くなり、美肌を手に入れることも可能です。

ただし、効果が出るまで時間がかかる場合も多いので、ある程度の期間は継続して使用する必要があります。

また、ハイドロキノンの効果を維持するために、使用中は日焼けに気を付けた方がよいです。

万が一、市販のハイドロキノン製品で皮膚の赤みや痛み、白抜けなどの副作用が起きた場合には、まずは使用を中止することをお勧めいたします。

ハイドロキノンの副作用について≫

ハイドロキノンを選ぶ時の注意点3

ハイドロキノン製品を選ぶ時には、以下の3つの点に注意するようにしましょう。

長期間にわたり安定している

ハイドロキノンは、酸素や熱で性質が変化しやすいという特徴があります。

性質が変化してしまうと、皮膚を刺激することによる副作用が起きやすくなるので注意が必要です。

ハイドロキノン製品を選ぶ時には、長期間にわたり安定しているものの方が安心です。

ビタミンCなどの抗酸化剤が入ったハイドロキノンは、冷所保存で23ヵ月は安定しています。

常温で保存すると、使用に適した期間は1か月程度と考えられています。

ただし、抗酸化剤が入っていたとしても保存状態が悪いと短期間でも性質が変化することがあるので要注意です。

もし色やにおいの変化があったら、使用しないようにしましょう。

副作用が起きづらい

ハイドロキノンの刺激によって、皮膚の赤みやかゆみ、痛みなどが出ることがあります。

ある程度の症状であれば、ハイドロキノンの効果が出ていると理解し経過を見てもよいかもしれません。

ただし、皮膚の赤みや痛みが強い場合には、使用を中止して医師に相談した方がよいです。

ハイドロキノンの刺激による症状であれば、ハイドロキノンの濃度や使用方法を調整すれば改善することもあります。

皮膚の赤みや痛みが出ると、外出しづらくなるなど日常生活に影響が出てしまうので、副作用が起きづらいハイドロキノン製品を選びましょう。

製造元がはっきりしている

市販のハイドロキノン製品にはさまざまなものがあり、インターネットで注文すれば個人輸入品を購入することもできます。

しかし、個人輸入品の場合には、日本人の皮膚に合わない場合や、ハイドロキノンの純度が不確かなことがあるので注意が必要です。

安心して使用するためには、製造元がはっきりしている、いわゆる有名なメーカーが販売しているハイドロキノン製品を選ぶとよいです。

また、多くの使用実績があり、臨床試験によって効果や副作用の発生率がわかっているものの方がより安心です。

おすすめのハイドロキノン製品3つ

ハイドロキノン製品には、市販のもの、クリニックで医師によって処方されるもの、個人輸入のものなどさまざまなタイプがあります。

今回は、おすすめのハイドロキノン製品を3つ紹介します。

ハイドロキノン製品

DRX HQブライトニング

DRX HQブライトニングは、ロート製薬株式会社から販売されているハイドロキノン製品です。

ハイドロキノンは、皮膚の代謝を高めるトレチノインと併用されることも多いですが、ハイドロキノン単独で使用したい場合には、DRX HQ ブライトニングがおすすめです。

臨床試験によると、老人性色素斑の59.5%、炎症後色素沈着の77.8%、そばかすの50%、肝斑の100%において中等度以上の改善が見られました。

副作用の発生率は5%なので、通常のハイドロキノン製品よりも起きづらいと考えられます。

使い方は、12滴で、12回となります。

価格の目安は、3mLが約20日分で2400円、12mLが約80日分で8500円です。

メラフェード

メラフェードは、ハイドロキノンとトレチノインがすでに配合されており、医師の処方が必要になります。

トレチノインは皮膚の代謝を上げるので、ハイドロキノンと併用することでより高い効果を期待できます。

メラフェードは3本セットの塗り薬で、メラフェードT、メラフェードローション、メラフェードエマルジョンからなります。

メラフェードTには4%ハイドロキノンと0.1%トレチノインが含まれており、メラフェードローションにはヒアルロン酸、メラフェードエマルジョンにはα-アルブチンとビタミンC がそれぞれ入っています。

メラフェードは、シミだけでなく、小じわ、皮膚の弾力低下、ニキビも改善します。

冷暗所保存で約1年間使用でき、長期間にわたり安定しています。

ダウンタイムがほとんどなく治療できるというメリットがあり、皮膚の刺激症状を見ながら自分で濃度調整をできるという特徴があります。

数百の臨床試験によると、副作用なく使用できたという報告もあります。

価格の目安は、約3か月分で45万円です。

1か月分のトライアルセットもあるので、まず試してみたい方にはおすすめです。

オバジニューダームクリア

オバジニューダームクリアは、4%ハイドロキノンと乳酸を含むクリームです。

医師の処方または海外からの輸入代行で入手可能です。

価格の目安は、約5000円です。

まとめ

ハイドロキノンは、シミや皮膚のくすみに効く美白剤としてよく知られています。

ハイドロキノン製品には、医師の処方が必要なものから市販薬、個人輸入品など、さまざまなものがあります。

安心してハイドロキノン製品を使うために、長期間性質が安定しているもの、副作用が起きづらいもの、発売元が明確なものを選ぶようにするのが無難と言えます。

ハイドロキノン製品を使用して、もし皮膚に赤みや痛みなどの異常が起きたら、まずは使用を中止されることをお勧めいたします。