「口周りの脂肪を取って欲しい」という要望は意外と多いです。
脂肪が明らかに多い場合は、脂肪溶解注射は有用です。
しかし、そこはただ単に脂肪を取っても、たるみが残ることがあります。
逆に、たるみ治療のみを行った場合、皮膚と一緒に皮下脂肪がリフトアップすることで、口周りの脂肪がり目立たなくなることがあります。
どちらにを選択するか、見極めが重要です。
ここで注意すべき点があります。
一般的に年齢を重ねると、顔の脂肪は減ってきます。
そのため、若いときに脂肪を取りすぎると、年をとってから、こけてくることもあり得ます。
顔のたるみ治療のみで口周りの脂肪が改善した方です。
施術前・・・○印のところの皮膚が余っています。
ここは頬の皮膚が伸びて、重力で下がってきたために皮膚と脂肪がたまっているところです。
脂肪溶解注射ではなく、グロースファクター注入療法を顔全体(ゴルゴ線・ほうれい線・口角の部位)にされています。
施術前と6カ月後の比較です。
先ほどの○印の部分がすっきりしてますね。
頬全体が自然な感じにリフトアップし、口周りの脂肪も一緒に上がっています。
「メイクのせいでは?」と思われるかもしれませんが、施術前のメイクなしとメイクありの状態を比較しても、口周りのたるみ感にはそれほど違いはありません。