口角・マリオネットラインのグロースファクターで注意すべき点は以下の通りです。
口元のたるみの改善が期待できる
口角のグロースファクターにより口周りのもたつきの改善が期待できます。
頬の外側の皮膚は、加齢によるコラーゲン減少とともに支えを失って脂肪とともに落ちてきます。
それが元の位置に戻るためです。
ご自分の復元力で戻るので、糸で持ち上げるよりも仕上がりが自然です。
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【よくあるご質問】グロースファクター注入で、口元のたるみも解消できるでしょうか?
補足事項
口周りの脂肪溶解注射は、口周りのもたつきの解決方法としては、あまりおすすめしません。
お顔の脂肪は皮膚とくっついているため、たるみによって重力とともに下がってきます。
実は、その脂肪を取ってしまうと余計に皮膚のたるみが残ることがあります。
また、将来は必ず脂肪は減ってくるので、今脂肪を減らすと、将来こけて皮膚が余ってしまい、かえって口元のシワが増えることがあるためです。
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当院では皮膚のたるみをグロースファクターによりリフトアップさせることで解消し、脂肪溶解注射は結果的にお顔にはほとんど必要ないと考えております。
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なお、サーマクールなどの照射治療は、強力な高周波などにより脂肪が減ることでたるみが逆に悪化することがあります。
その他、エラのボトックスによる小顔治療でもマリオネットラインが深くなることがあります。
マリオネットラインやたるみが元々少ない場合、変化に乏しいように見える
元々たるみが無い場合や力を入れていない状態であまりマリオネットラインが見られない場合は、治療を行っても変化に乏しいことがあります。
ただし、早めに治療を受けられることで、今後の予防効果は期待できます。
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マリオネットラインは、顔の中で一番治りづらい場所
マリオネットラインは、顔の中でも一番下にある部位であるため、比較的治療に反応しにくい場所です。
特に皮下脂肪が多い方は、重みによりマリオネットラインが治りにくい傾向にあります。
逆に重みが少ない方は、比較的改善しやすいです。
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したがって、上にある部位が改善しやすく、①目の下⇒②頬⇒③ほうれい線⇒④口角の順に治療すると治りやすいです。
また、①~③が顔の印象の大部分を占めるため、上から治療する方が効果的と言えます。
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【よくあるご質問】マリオネットラインの治療効果を高める方法には何がありますか?
脂肪の厚みに左右差がある場合、マリオネットラインの左右差として残ることがある
脂肪が厚い方の影がシワのように見えることがあります。
脂肪自体はグロースファクターで増えたり減ったりしないので、脂肪の厚い方はシワが残ったように見えることがあります。
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口角のグロースファクターで「頬のこけ」の改善が期待できる
頬のこけに関しては、頬の内側であれば頬の領域を、外側であれば口角の領域のグロースファクターを行うことで、改善が期待できます。
その原理は、コラーゲンを増やし、皮膚のハリを出すことで、骨ばった印象が改善することと、重力により下がっていた皮膚と脂肪が元の位置に戻るためです。
頬のこけの治療例です。
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ただし、グロースファクターで脂肪が増えるわけではないので、元々皮下脂肪が少ない方は、ボリュームアップにはある程度限界があります。
皮下脂肪の少ない方の例です。
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なお、コメカミにも施術を行うとさらに改善することがあります。
頬骨の上下で引っ張り合う力が働くためです。
口角+コメカミの施術を受けられた方の例です。
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また、頬のこけは体重の増減の影響を受けます。
経過中に体重増加があった方の例です。
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そもそも、頬が骨ばったりたるみがおこる理由は、頬のコラーゲンが減少して薄くなり、支えがなくなることによります。
コラーゲン減少は、おもに紫外線や加齢などが原因です。
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【よくあるご質問】口角のグロースファクターで頬の脂肪を増やしたり、こけた感じを改善できますか?
フェイスラインの改善が期待できる
フェイスラインのたるみは、グロースファクターの「口角・マリオネットライン」で改善が期待できます。
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ただし、どこまで良くなるかは、皮膚の弾力次第のところがあります。
紫外線や糖質過多、喫煙、ストレスなどにより皮膚の弾力は低下します。
弾力が低い方や頬の脂肪が多い方(上からの重みによる負荷が高い方)は、マリオネットラインや口周りのもたつきが多少残ることがあります。
紫外線を多く浴びてこられたため、弾力が低下した方の例です。
口元のシワが残っています。
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頬の脂肪が多い方の例です。
マリオネットラインが残りやすい傾向にあります。
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アゴのシワの改善が期待できる
アゴが小さめの方は口周りの皮膚が余ってしまう傾向にありますので、どうしてもシワができやすいことがあります。
アゴの皮膚のハリを強めに出してあげて、上からの重みを支えられるようにグロースファクターを注入することで改善が期待できます。
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ただしアゴ中央のシワは適応外です。
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口横の縦ジワの改善が期待できる
頬外側を広く注射することで、皮膚のハリが出て、口横の縦ジワの改善が得られることがあります。
ただし、完全にゼロになるわけではありません。
しかし、これはフェイスリフトのように皮膚を引っ張り上げるだけの治療では得られない効果です。
グロースファクターでは、肌質そのものが変わるためです。
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グロースファクターによる顔のたるみ治療の症例写真です。
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