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  • 顔のシワ・たるみ

【顔の脂肪の厚みの平均を知りたい!】安全に減らせる限界とは?

 執筆者: 加治佐 卓也
医学博士・形成外科専門医

顔の皮下脂肪が気になっていますか?

顔の皮下脂肪が多いと、たるんで見えたり、もたつきが気になったりしますよね。

でも、「顔の脂肪を減らすのは大丈夫なの?」という心配もありませんか?

実は、顔の皮下脂肪を減らしすぎると、かえって皮膚が余るため、たるみが悪化することもあります。

年齢が若いうちはあまり問題ないことが多いのですが、特に40代以上では、そのリスクが高まります。
若いうちに脂肪を減らして、だいぶ後からたるみが出ることもあり得ます。

顔の脂肪を減らす方法には、脂肪吸引や脂肪溶解注射があります。
他に、HIFU(ハイフ)などの照射治療の副作用として、皮下脂肪が減ることもあります。

「もっと小顔にしたい・・・」
そう思って、小顔治療を続けると、今度は、シワやたるみといった別な悩みが生じるリスクがあるので、注意が必要です。

ところで、顔の脂肪はどれくらいの厚みがあるのでしょうか?

気になりますよね?

ここでは、顔の皮下脂肪の厚みや年齢による変化について詳しく解説いたします。

ぜひ参考にしてみて下さい。

顔の皮下脂肪の構成は?

顔の皮下脂肪は3つの層からなります。

顔面の皮下脂肪の構成

以下のような比率になっています。

顔の脂肪に左右差はある?

左右差は基本的にはないことがわかっています。

ただし、実際には、微妙な左右差が見られることも多いです。

加齢による顔の脂肪の変化は?

一般的に、加齢とともに、顔の脂肪には、以下の変化が起こります。(ただし、体重の変化などによる個人差があります)

  • 下方への移動
  • ボリュームが減る

ちなみに、表情筋の長さ、厚さ、体積は、若年者と高齢者で変化はないことがわかっています。

皮下脂肪は年々減るという説について

30~65歳の中顔面の脂肪の量を11.3年CTで観察した結果、顔の皮下脂肪は減ったという研究があります。

顔の脂肪の量の変化


男性30名のMRIを調査した結果です。
こめかみ・目の下・頬のいずれにおいても、年齢ごとに減っています。

こめかみの脂肪ー年代別

目の下と頬の脂肪ー年代別

参考文献:
Dermatol Surg. 2014 Jul;40(7):786-93.

顔の脂肪は年々増える/変わらないという説

白人女性患者100例の研究において、こめかみの脂肪が、青年期と高齢期の間に体積が35.48%増加したという報告があります。
また、額中央の脂肪は、209.75%の体積増加がありました。

参考文献:
Plast Reconstr Surg. 2017 Apr;139(4):829-837.

 


男性80例のCT画像を調べた韓国の研究があります。

4つの年齢層(20代、40代、60代、80代)において、各部位の顔全層の厚み(脂肪・筋肉・皮膚を含む)に違いはありませんでした。

4つのポイント(目の下およびnasojugal領域)においては、若年者よりも高齢者の方が脂肪がより厚いという結果がありました。

頬の中央の脂肪の厚さは、年齢グループ間でほとんど変化がありませんでした。

参考文献:
J Plast Reconstr Aesthet Surg. 2015 Mar;68(3):344-50.

 

 


20人の白人女性のうつ伏せで撮影されたMRIを調べた研究があります。

頬の脂肪の厚み 
頬の脂肪の厚みは、高齢者の方が有意に大きかったという結果が出ています。(体重増加の結果を反映している可能性もあります。)

 

頬の脂肪の分布

若年者では、頬の脂肪は、中央1/3にピークがあります。
また、下の方では、薄くなっています。
高齢者では、頬の上1/3の厚みが増加しています。



こちらの研究では、「うつ伏せ」になることで、高齢者では伸びた皮膚が下方または頭側に移動し、頬の脂肪のボリュームが修飾されている可能性もあります。

顔の脂肪を安全に減らせる限界は?

顔の脂肪を減らすと、今度は皮膚が余ることで、たるみが悪化します。

また、将来的に皮下脂肪が減った時に、余計にたるみがひどくなる可能性もあります。

さらに、顔の脂肪の分布が崩れると、不自然な印象になることもあります。

そのため、あらゆるリスクを計算に入れて、顔の脂肪を減らす必要があります。

つまり、「これだけ顔の脂肪を減らしても大丈夫」ということは、将来にわたって一切保証できるということはあり得ません。
しかし、皮膚の弾力がある限りは、直近では問題が起こらないことも多いです。

したがって、人生を長期的に見るか、短期的に考えるかで、方針が変わってきます。

 

美容整形による小顔治療法

顔が大きく見える原因には、①皮膚脂肪が多いこと、②エラの筋肉が発達していること、③フェイスラインのもたつきなどがあります。

美容整形による「小顔治療」には、以下のようなものがあります。

早く治せるものとそうでないもの、効果が一時的なものと長期持続されるものがあります。
また、シワ・たるみのリスクがあるものとないものがあることに注意が必要です。

 

小顔になる方法|自宅でできる方法・整形による治療法

顔の脂肪を減らす方法

脂肪溶解注射

注射により皮下脂肪を減らす顔やせの治療法です。
壊れた脂肪細胞は体の外に自然に排出されます。

種類によっては、腫れ(ハレ)が少ないものや1週間程度で結果出るものもあります。

脂肪溶解注射の詳細≫

脂肪吸引

金属の器具で脂肪を破壊しながら除去する方法です。
腫れ(ハレ)などのダウンタイムがネックになります。

施術後の圧迫などが必要になります。

顔の筋肉を減らす方法

エラのボトックス

 

エラの筋肉を減らす注射治療です。

効果は比較的早く出ますが、効果は数か月後には徐々に切れてきます。

ボトックスについて≫

皮膚を引き締める方法

PRP

血液を採って、加工したものを注射する治療法です。
皮膚のコラーゲンの増え方には、個人差や加工法による差があります。
一般的に効果はやや弱めです。

グロースファクター注入

コラーゲンを増やす注射による施術です。

特にフェイスラインに対して注射することで、皮膚のコーラゲンを増やして、リストアップ効果が期待できます。

効果は長期維持されます。

 
施術前・・・目の下の脱脂+グロースファクター後1か月の時点で顔全体のグロースファクターを受けられました。


6か月後・・・顔全体のハリ感が改善しています。
口周りに落ちてきていた皮膚もすっきりしてお顔が引き締まった印象ですね。

このフェイスラインのリフトアップ治療の詳細≫

 

筋膜を引き締める方法

HIFU(ハイフ)などの照射治療

頬外側やアゴ下付近には特に引き締め効果が期待できます。
また、副作用により脂肪が減ることもあります。

効果の持続期間は数か月程度のことが多いです。

 

その他、逆説的ですが、注入治療(フィラー)により、リフトアップ効果による小顔治療も行われることがあります。

 

小顔対策のセルフケアについて

食習慣・生活習慣の改善

1日の摂取カロリーの見直しや糖質を減らすことが最も体脂肪を減ら上で有効です。

また、夜遅い時間に食べたり、睡眠時間が不足すると脂肪が付きやすくなります。

その他、ある程度の負荷を付けた運動を定期的に行うことで、基礎代謝が上がり、脂肪が付きにくくなります。

表情筋のエクササイズ

表情筋のトレーニングにより、顔のリンパの流れが良くなり、スッキリとした印象になることが期待できると考えます。

詳細は以下をご覧下さい。

顔のむくみを取る

塩分が多い食事をされている方は、まず食事内容を見直していただくと、お顔のむくみが改善できることが考えられます。

その他、マッサージにより水分を移動させる方法もあります。

 

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