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肌のくすみの原因と解決方法|二子玉川美容外科クリニック

 執筆者: 加治佐 卓也
医学博士・形成外科専門医

肌のくすみが気になりますか?

日本人女性の3人に1人が肌のくすみを自覚してると言われえています。

ここでは肌のくすみの原因と対処法について解説いたします。

ぜひ参考にしてみて下さい。

肌のくすみの定義とは

肌のくすみとは視覚的にぼんやりとした色や影ができている状態を指します。

具体的には、以下のような状態です。

  • 赤みが減っている
  • 黄色みが増している
  • つやや透明感が減っている
  • 表面の凹凸により明るさが低下している

他に「どんよりさえない肌色」「血色の悪い肌」「透明感のない黒ずんだ肌」などとも捉えらえます。

ちなみに、「くすみ」は医学用語ではありません。
美容業界や化粧品業界特有の表現方法です。

 

くすみの原因とは?

ここでは、肌のくすみの原因について解説いたします。

くすみの原因①肌の乾燥

肌の乾燥は、ターンオーバーを早めます。
それにより急激に角質を作られます。
そのような急激につくられた角質は、うるおい成分が少なくなっています。
うるおいが少ない角質が集まり、透明感が失われることでくすみが生じます。

くすみの原因②:血行不良

生活習慣の乱れや睡眠不足によって、自律神経の不調が生じます。
それにより血流が悪くなります。

また、慢性的に血行不良が生じると、くすみが生じます。

血流は、自律神経系の影響を受けます。
ストレスや疲労などによる心身の状態により左右されます。

また、血流低下は、角層が厚くなり、それも肌のくすみに影響を与えます。

くすみの原因③:紫外線

紫外線を浴びると、肌の色素であるメラニンが生成されます。
メラニンが過剰に生成されると、肌色が薄暗く見える原因となります。

肌にメラニンが残ると、くすみを引き起こす原因となります。

その他の原因

以下があります。

  • 間違ったスキンケア(こすり過ぎなど)
  • 喫煙
  • 加齢
  • 季節・環境によるもの
  • 皮膚の汚れ
  • 上皮・真皮の萎縮
  • 糖化ストレス(老廃物が溜まり、蓄積すると、肌色が暗くなります。糖質の取りすぎはくすみの原因となります。)

くすみ肌の種類や特徴

ここでは、くすみ肌の種類や特徴について解説いたします。

くすみ肌の種類①:乾燥によるくすみ

肌が乾燥して、肌にグレーがかったくすみが生じます。
その理由は、光を均一に反射しないからです。
結果として、肌の明るさが損なわれたような外観になってしまいます。

その他、乾燥肌の特徴として、白い粉を吹くことがある

くすみ肌の種類②:血行不良によるくすみ

肌の赤みが失われて、くすみが生じます。
毛細血管の青緑が表面に表れ、肌が青暗く見えます。

顔色があまり良くないと言われることが多い方は、血流が悪い可能性があります。

くすみ肌の種類③:メラニンによるくすみ

メラニンの過剰反応で、日焼けのように肌が茶色く見える特徴があります。
メラニンは摩擦などの外的刺激でも生成されます。

メラニンが排出されず、色素沈着によるくすみが目立つのが特徴です。

特に、広い範囲でメラニンの沈着があると、肌がくすんで見えます。

くすみが濃くなり、はっきりとした境界が見えてくると、「シミ」となります。

シミ取りの治療方針について≫

 

自宅でできる対処法

ここでは、くすみ肌の対処法についてお伝えします。

くすみ肌の対処法①:肌をしっかり保湿する

肌が乾燥しないように、環境からうるおいを与えることが重要です。

対処法の一つとして、加湿器を使って、部屋を乾燥させないようにするという方法があります。
その他、適度な油分が入ったクリームで水分の蒸発を防ぐこともお勧めです。

くすみ肌の対処法②:血行改善を行う

血行不良を改善し、老廃物の排出を促しましょう。

まずは、適度な運動で体内の血液を循環させる方法があります。

入浴はゆっくりと浴槽に使って、内側から血流を促しましょう。

目の下であれば、血流低下が青クマの原因となることがあります。
目元の血流改善のために以下のような方法があります。

蒸しタオルによるクマをなくす方法≫

くすみ肌の対処法③:紫外線や外的刺激を避ける

肌が過剰な刺激を受けないように、予防することが重要です。

外出する際には、UVカットによる紫外線対策(SPF30以上の日焼け止めや帽子をかぶる)を怠らないのがまず大切です。

洗顔時にはゴシゴシ洗わず、優しく洗い流しましょう。

くすみ肌の治療法

色への対策

スキンケアとして、レチノイン酸、ハイドロキノンなどの美白剤、ビタミンCの外用剤があります。
注意点として、年単位の使用は、かえってくすみの原因となる点があります。

その他、トラネキサム酸《トランサミン)、グルタチオン(タチオン)、ビタミンC・Eの内服により炎症を抑え、活性酸素除去効果が得られると言われています。

他にイオン導入も有効です。

肉眼で見えるシミに対しては、QスイッチYAGレーザー、ルビーレーザーが有効です。

シミ取りの治療方針について>>

角質肥厚に対する治療

ケミカルピーリングはくすみ治療には最適です。
皮膚のターンオーバーを促進します。
適切な反復が有効です。
ただし、改善しているのに継続すると、逆に悪化することがあるため、注意が必要です。

その他、レーザーピーリングも有効とされています。

くすみ治療で頭打ちになったら

同じ治療を漫然と行っても、上限が見えてくることがあります。(例:メラフェードを使用し続けても、変化に乏しくなってくることがあります。)

一旦休止したり、他の作用を持つ治療法を試してみるとよい場合があります。

正しくフォローアップするためのアドバイス

くすみは広い範囲で見られることが多いです。

そのため、明るい場所で、同じ条件で3方向から写真を撮ることをお勧めします。

その他、マイクロスコープや皮膚メラニン計、色差計を用いる方法もあります。

まとめ

肌のくすみの原因と対処法について解説いたしました。

まずは、紫外線防止と摩擦を避けるところから始めてみるとよいと思います。

血流改善や乾燥対策は、自宅で行う地道な方法もありますが、以下のメラフェード(ご自宅用の塗り薬)により改善可能です。

参考文献

薬理と治療 43(12): 1687-1699, 2015.