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レーザートーニング【効果・副作用・治療回数・相場について】

レーザートーニングによる肝斑治療をご検討中ですか?

ここではレーザートーニングの効果や副作用、費用・相場、注意点などについて解説いたします。

ぜひ参考にしてみて下さい。

レーザートーニングとは

レーザートーニングは肝斑治療のレーザー

レーザートーニングとは肝斑用のレーザー治療です。

シミ用のQスイッチYAGレーザーの波長を改良したものがレーザートーニングという施術になります。

通常のシミ用のQスイッチYAGレーザーでは、肝斑は悪化します(最初かさぶたができて治ったように見えてもその後すぐに出てきます)。
レーザートーニングは、回数こそ複数回かかりますが、肝斑の治療が可能となっています。

肝斑とは

肝斑(かんぱん)とは、両頬、額、下顎、上口唇(鼻の下)に左右対称に出ることを特徴としたシミです。

肝斑は、特に30代~40代以降の女性に多く見られます。
シミ治療を考える人の約40%程の方がこの「肝斑(かんぱん)」が存在するといわれています。日光によるシミと混在することも多いので注意が必要です。

肝斑の治療法としては、トラネキサム酸(トランサミン)、ビタミンC、ビタミンEの内服やケミカルピーリング、トレチノイン・ハイドロキノン(メラフェードなど)の塗布、イオン導入などがあります。

治療回数と頻度は?

1~2週間ごとに3回~5回くらい行います。

最大10回くらい行う場合もありますが、それ以上行うと、白斑(白抜け)の発生リスクが高くなるため、注意が必要です。

また、最初の2~3回の治療ではあまり改善が得られないこともありますが、そこから回数を重ねるにつれ、徐々に効果が見えてくることが多いです。

レーザートーニングが肝斑に効くメカニズム

肝斑は皮膚の炎症が起こると悪化します。

従来のシミ用のレーザーは、照射径内の中心部のエネルギーが一番高いことが多く、端にいくほど弱くなるという特徴(ガウシアン型)があり、中心部のエネルギーが強すぎることから肝斑治療には不向きでした。

一方、レーザートーニングの「トップハット型」の波長は、炎症を起こさないような均一な弱い出力で照射することで、肝斑を治療できます。

通常のシミ用のレーザーとの違い

シミ用のレーザーは、照射径内の中心部のエネルギーが一番高いことが多く、端にいくほど弱くなるという特徴があります。
そのため、通常のシミ用のレーザーを肝斑に打つと、円状の照射範囲の中心部のエネルギーが強すぎて炎症を起こしてしまい、肝斑をさらに悪化させてしまいます。

逆に辺縁部は、熱量が低く効果が少ないため、肝斑には不向きとなります。

レーザートーニングの特徴

肝斑治療に対するレーザートーニングで最も重要なポイントは、円状に照射したレーザーが全て均一に照射されるということです(トップハット型)。
そうすることで炎症や色素沈着を起こさない程度を保ちつつ、あえて弱めのレーザーを照射することで、肌の中にたまっているメラニンを少しづつ壊して肝斑を薄くすることができます。

肝斑にフォトフェイシャルは適さない

フォトフェイシャルは、日光によるシミやそばかすは良くなっても、肝斑が悪化したり残ったりしていつまでも治らないばかりか、逆に悪化することもあります。

レーザートーニングの限界

肝斑がおありの方は、肝斑以外の種類のシミも混ざっていることが多く、他のシミ治療が必要になることがあります。

 

レーザートーニングの副作用

赤み

照射後、皮膚が赤くなることがありますが、一時的なことが多いです。

対処法としては、数分~10分程度、クーリングをするとよいですが、不要なことが多いです。
赤みが残った場合は、ステロイドの軟膏を塗布することもありますが、そのような場合はまれです。

軽度の痛み

照射後、多少ピリピリした刺激を感じることがあります。

白抜け(色素脱失)

以下の場合に色素脱失が発生することがあります。

  • 出力が強すぎる場合
  • レーザートーニングの施術を高頻度で行った場合(特にレーザートーニングの照射回数が10回を超えてくると、白斑の発生するリスクが高くなります。)

対処法としては、まず皮膚が白くなったらすぐに治療を中止します。
これにより、多少症状が軽くなることがあります。

白抜けが起こった場合、数か月以内に自然に治ることもあれば、治らないこともあります。

レーザートーニングでおこる白抜け・色素脱失

湿疹

熱アレルギーによるものです。

自然に治ることが多いです。

肝斑の悪化

照射の設定が強すぎる場合などで起こります。

内服薬や塗り薬(メラフェードなど)による治療を先に行うなどが有効な場合があります。

レーザートーニングを行う前の注意点

画像診断でシミを正確に診断する

肝斑と似ている後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)の有無を確認しておくことが重要です。
ADMにはレーザートーニングは効果がありません。

肌が荒れている場合は照射を控える

肌バリア機能の状態を確認し、肌が荒れている時にはレーザートーニング治療を控えた方がよいです。

他の刺激が少ない治療を優先させることで副作用を最小限にできます。

日頃の紫外線・刺激対策が重要

日焼け止めで紫外線から肌を守ることで肝斑を治しやすくすることができます。

普段のメイクや洗顔などの際にこすらないようにして、刺激を避けることも重要です。

レーザートーニングの効果がなかなか見られない方で、日ごろ肌をこすっていないと思っていても実は皮膚を刺激しているということもあります。

特にクレンジングなどの際は泡を多めにして「横に手をすべらさない」「洗い過ぎない」という意識を心がけてみると、何も治療しなくても数か月で肝斑が改善することもあります。

使用薬剤などの確認

光アレルギーの有無、ピル服用の有無、日焼けの状態などを施術前に確認することが必要です。

照射前に化粧(特にラメ素材)が残っていないかも確認する必要があります。

症例写真

レーザートーニング3回後の写真:個人差がかなりあります。

 

レーザートーニング治療案内

治療時間 5~10分
治療後の通院 1~2週間に一度、最低5回は必要です
痛み 治療時:輪ゴムで弾いたような痛み
治療後:多少の赤みが残ります。
メイク・洗顔・入浴 当日より可
日焼け止めを塗り、直射日光は避けてください。

レーザートーニングの費用

当院の料金表はこちらをご覧下さい。

レーザートーニングの一般的な費用

レーザートーニングの料金は、美容クリニックによって異なります。

美容クリニック22施設を調べたところ、1回約3万円くらいが相場です。
3~5回程度の治療が必要であることを考えると、合計9~15万円くらいの費用が必要になる計算になります。

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