フェイスラインが気になりますか?
以下のような症状があれば、フェイスラインのたるみが疑われます。
最近、テレビなどを見ていると、「フェイスラインを引きしめる」というのがキーワードとして一般化しているようです。
その方法として、高周波(サーマクールなど)、糸(スレッド)による方法など様々あります 。
当院ではそれらの方法も可能です(STリファーム、fリフト)。
1回の治療で長期にわたり、引き締まった状態を維持できる方法として、グロースファクターがあります。
次の方々は、ともに経結膜脱脂法および目の下・頬・ほうれい線・口角のグロースファクターを受けられた方々です。
術前/6ヵ月後・・・フェイスラインがだいぶ引き締まった印象ですね。
術前/6ヵ月後・・・顔全体のハリ感が改善しています。
口周りに落ちてきていた皮膚もすっきりして若々しい印象ですね。
ちなみにこちらの方々は脂肪溶解注射は使っていません。
脂肪溶解注射で小顔にする方法もありますが、将来脂肪が減った時にこけてくる可能性もあります。
脂肪を減らすことなく、グロースファクターで皮膚のコラーゲンを増やしてあげると、脂肪も一番いい位置に自然と戻っていきます。
フェイスライン改善のお勧めの治療法
前述の通り、フェイスライン改善には様々な方法がありますが、当院では1回で長期改善でき、デメリットが比較的少ない「グロースファクター」を選ばれる方が多いです。
では、グロースファクターがどのようなものかを見ていきましょう。
グロースファクターでフェイスラインのたるみが改善する原理は?
紫外線や加齢などによる皮膚のコラーゲン減少により、皮膚は下垂します。
グロースファクターでコラーゲンが増えると、元の位置に自然にもどります。
グロースファクターによるフェイスラインのたるみ治療例
以下の治療を受けられたモニターの方のです。
以下の治療を受けられたモニターの方のです。
以下の治療を受けられたモニターの方です。
フェイスライン治療の限界と注意点
皮膚がの弾力がかなり低下していると、口角のグロースファクターで効果が出にくいことがある
口角のグロースファクターでは、外側全体を広くグロースファクターを注射するので、外側を引き上げるような力が働きます。
ただし、どこまで良くなるかは、皮膚の弾力次第のところがあります。
紫外線や糖質過多、喫煙、ストレスなどにより皮膚の弾力は低下します。
弾力が低い方や頬の脂肪が多い方(上からの重みによる負荷が高い方)は、マリオネットラインや口周りのもたつきが多少残ることがあります。
紫外線を多く浴びてこられたため、弾力が低下した方だと、シワが残ることもあります。
頬の脂肪が多いと、改善しづらいことがある
「頬の脂肪が多い方」だと、一番下に重みがかかり、マリオネットラインが残りやすい傾向にあります。
施術前・・・顔全体にシワ・たるみがあり、伸びた皮膚は重力により下がっている印象です。
6カ月後・・・たるみが改善していますが、マリオネットラインはシワが残っています。
フェイスライン治療でさらに効果を出すためには?
ポイントは、②~⑤の複数の部位を治療することでそれぞれが引き締まり、お互いがお互いを引き合うことで相乗効果が生まれるということです。
顔全体の若返り治療【6か月で10歳若返るたるみ改善プログラム】
フェイスラインに関するよくあるご質問
HIFUはフェイスラインに効果はないのでしょうか?
首のシワ・たるみの記事に以下のようにあります。
HIFUによる顔・首のシワ・たるみ治療について2年間の治療経過を調べた論文があります。
そちらの1年後の治療結果を見ても、首のシワ・たるみは、改善がはっきりとはしていません。
本当によく見ないと違いが分からないレベルです。
1年かけてその結果であれば、おそらく受けられたご本人も変化に気づきにくいと思います。なお、HIFUを受けられた方が、「最初は良かったけど、後から元に戻った」というのは、最初のうちは熱による腫れ・むくみがあるために、良くなったように見えていた可能性があります。
その熱は徐々に冷めていきます。
特に直後には、改善したように思えるかもしれません。
しかし、それは実質的な効果ではありません。また、強すぎる照射治療は、脂肪組織を破壊して、逆に皮膚が余って、たるみが悪化するリスクもあるので、注意が必要です。
糸によるリフト治療はフェイスライン改善にはどうでしょうか?
顔のたるみ治療の記事に以下のようにあります。
糸によるリフト治療の特徴
伸びた皮膚を糸で物理的に引き上げることで、おもに口周りのたるみを改善させます。
しかし、薄くなりたるみが生じた肌質そのものが改善するわけではありません。
糸によるリフト治療は即効性がありますが、数か月~数年で重力とともに元に戻るというデメリットもあります。その理由は、人間の体は物ではないため、細い糸により組織が時間とともに切れてくるためです。
これはちょうど、豆腐一丁を複数の細い糸で持ち上げ続けることができないのと同じです。
また、糸をコメカミなどの皮下に固定したりしますが、その固定が口を大きく開けたときに外れることもあり得ます。
最初から糸によるリフト治療はお勧めしない
結論から言いますと、グロースファクターを行い、それでも物足りない場合にのみ糸リフトを検討されるのがよいのではと考えます。
当院でも「fリフト」という糸による治療は行っておりますが、糸によるリフト治療は、最初からはあまりお勧めいたしません。
理由は以下のとおりです。糸のリフトは物理的にリフトアップさせる治療法です。
しかし、重力の重みで徐々に戻ってきます。
特にたるみにより薄くなった皮膚を物理的に引き上げると、表面が波打ってつっぱった感じになることがあります。また、糸は異物ですので、万が一感染が起こった場合、摘出しないといけないというリスクもあります。
さらに、糸によるリフト治療は、肌質そのものは変わっていないので、表面の印象として若返った印象になるわけではありません。
ただそのまま引き上げて、どこかにしわ寄せを作り、つじつまを合わせているだけです。逆に、グロースファクターによる治療後に物足りない場合に糸によるリフト治療を追加するのは、選択肢としてよいと思います。
しかし実際は、これまでの経験上、グロースファクターでほとんどの方が満足されているので、糸によるリフトが追加で必要になったことはほとんどありません。
また、目の下などの場所は、糸を入れるのは難しいので、糸だけで顔全体を若返らせるのには限界があります。当院の顔全体のグロースファクターによるたるみ治療を受けられた方のような治療結果は、糸を何百本入れたとしても得られるようなものではありません。
糸リフトとグロースファクターの大きな違い
糸によるリフト治療とグロースファクターの違いの一つは持続性です。
グロースファクターの方が長持ちします。
それは、糸で持ち上げるよりも皮膚自体を若返らせた方が効率的だからです。もう一つの違いは、効果と仕上がりの自然さにあります。
そもそも、密度に関して、糸による治療はグロースファクターに比べると圧倒的にまばらなためです。
特に溶ける糸を使った場合には、糸が溶けた後の効果はグロースファクターには及びません。
だからと言って、溶けない糸で力いっぱい持ち上げても不自然な仕上がりになります。
糸リフトとグロースファクターの両方を検討されているのであれば、後者から
糸によるリフト治療とグロースファクターの両方をご検討されているのであれば、前者はあまりお勧めいたしません。
理由は以下のとおりです。糸のリフトは物理的にリフトアップさせる治療法です。
しかし、重力の重みにより数か月で徐々に戻ってきます。
グロースファクターによる治療をされる前に物理的に変形させると、本来の状態がわからなくなってしまい、どこにグロースファクターを打つべきかが不明になることがあります。そうなると、糸の効果が切れるまで半年~1年くらい待っていただく場合があります。
もし糸によるリフトが効いている状態でグロースファクターを行った場合、糸の効果が切れた後に追加が必要な場合が考えられます。
グロースファクター後の糸によるリフト治療について
逆に、グロースファクター後に物足りない場合に糸によるリフトを追加するのは選択肢としてよいと思います。
しかし実際は、これまでの経験上グロースファクターでほとんどの方が満足されているので、糸によるリフトが追加で必要になったことはほとんどありません。
強いて言えば、マリオネットラインが深い方は、そこは一番重力がかかる場所で治りにくいため、糸によるリフトまたはフェイスリフト手術を追加することはまれですがありえます。
サーマクールを検討中ですが、グロースファクターとの順番はどのようにすればよいでしょうか?
顔のたるみ治療の記事に以下のようにあります。
グロースファクター後1か月以上経てばHIFUや高周波による照射治療は可能
脱脂やグロースファクター後に1か月以上空けていただければ、他の照射によるたるみ治療を受けられても影響はありません。
照射治療直後のグロースファクターはお勧めしない
グロースファクターの最終結果が出るまで半年かかりますので、他の治療を受けられると、グロースファクターの効果があったのかは分かりづらくなります。
例えば、半年後に多少物足りない部位があったとしたら、半額以下の量や範囲に応じた格安の料金で追加を受けていただくことも可能です。
その時に照射治療によりグロースファクターの効果が不明確であれば、追加ができない(あるいは必要なくなる)こともあります。
グロースファクターを行えば、照射治療はいらなくなることが多い
グロースファクター後に物足りない場合に照射治療を追加するのは選択肢としてよいと思います。
しかし実際はこれまでの経験上、グロースファクターでほとんどの方が満足されているので、他の治療が追加で必要になったことはほとんどありません。グロースファクター治療後には他のたるみ治療はずっと不要になることが多いです。
それは、グロースファクターはコラーゲンを増やし、皮膚の老化の根本を解消するためです。
一方、照射治療によるコラーゲン生成はごくわずかなので、繰り返しが必要なことが多いです。
照射治療のデメリットは、脂肪が減ってこけてくることと神経損傷
照射治療はかえってたるみの原因になり得ますので注意が必要です。
その理由は、脂肪を破壊することで皮膚が余ってしまうためです。
サーマクールなどの強い治療は脂肪を壊す効果もあります。また、強い照射治療は神経を痛めることがあり、しびれが起こるリスクもあります。
加齢により脂肪は年々減少することが多いですが、脂肪が減りすぎると皮膚が余って逆に老けた印象になることがあります。
効果を求めるために頻回に受けすぎることはお勧めしません。
治療頻度に関しては、経過写真を見ながらやりすぎないところまでにするのがお勧めです。
照射治療は、熱による一時的な効果がメインで、長期的効果は実は少ない
照射治療は、筋膜の引き締めや皮膚のコラーゲン生成によりリフトアップさせる治療法です。
その他、照射による熱が一時的に生じるため、顔が微妙に腫れることでハリ感が得られます。
しかし、実際には筋膜はそれほど引き締まったりするわけではありません。実は、皮膚のコラーゲンもグロースファクターほど増えたりはしないので、それほどはっきりした長期結果が得られないことも多いです。
熱が数週間から数か月で冷めていくと、腫れた分は徐々に元の状態に戻っていくため、実質的な効果はそれほどでもなかったりします。
よろしければ診断ツールをご利用ください
質問に答えていくタイプのツールです。
あなたのお顔のシワ・たるみの種類や状態、さらに適切な治療法が分かります。
次をクリックしていただくと、セルフチェックのページに移動します。
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