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自力でできる茶クマ対策【やってはいけない方法はこれ】

茶クマに対してご自分で何とか対策したいと思われている方も多いと思います。

ネットで「茶クマ対策」などで検索すると、様々な方法が出てきますが、どれを試したらよいのか選びきれないのではないでしょうか?

ここでは、茶クマに効果がある対策と効果を期待するのが難しい対策について解説いたします。

ぜひ参考にしてみて下さい。

 

このページの内容

  • 茶クマ対策は、日焼け止めが最も重要(普段使いはSPF15から)
  • メイクで茶クマを隠すことはできるが、透明感が失われて、きれいな状態からは遠ざかる。
  • 他にできる対策は、最小限の保湿で小ジワを予防するくらい

 

化粧品・コンシーラーによる茶クマ対策

メイク・コンシーラーでは、当然根本的にシミ・くすみは消えませんが、一般的には行われている方法です。

ただし、カバーしすぎると落とすときの刺激でよりくすみが濃くなる可能性がありますので、注意が必要です。

コンシーラーで茶クマが消えない理由は?

茶クマを隠そうとすればするほど、しっかりめにカバーすることになります。

そうすると、角層の上に厚塗りすることで、皮膚の透明層と呼ばれる、透明感を与える層が覆われてしまいます。

すると、カバーしたこと自体がくすみ、つまり茶クマになってしまいます。

あくまでも肌本来の透明感があってこそ、きれいな目元になります。

スキンケアによる茶クマ対策

日頃のスキンケアにおいて、茶クマ予防で重要なものは何でしょうか?

まずは紫外線防止です。
日中は屋内でも日焼け止めを塗ることをお勧めします。

夏場以外あるいはそれほど外に出ないのであれば、SPF15くらいのものが肌に負担がかかりません。

あとは、擦らないことです。
摩擦によりわずかな炎症が起こり、色素沈着の原因となります。

パックによる茶クマ対策

パックにより水分を入れることは難しいです。
それは皮膚にバリアがあるためです。
水分を長時間接触させると、その後に蒸発によるリバウンドでかえって乾燥します。
ちょうど新聞紙を濡らした後に放置したようになります。

また、上記と同じ理由で、美容成分はそれほど入っていきません。
保湿作用のあるヒアルロン酸や油分を載せることによる保湿効果くらいしか期待できません。

保湿により小ジワを予防することはできすが、水分蒸発によるデメリットを考えれば、クリームでもよいと言えます。

ビタミンC

ビタミンC単独を積極的に摂取しても、茶クマ自体を肉眼的に改善させることは難しいです。
その理由としては、1回で吸収できるビタミンCの量が限られていることもあります。

もし摂取するとしたら、食物繊維や他の栄養素も一緒にとれる野菜を食べることをお勧めします。

ビタミンCのクマへの影響>>

化粧水による茶クマ対策

化粧水で茶クマを改善させるのは難しいと言えます。

例えば、ビタミンCなどの成分が含まれていたとしても、それほど皮膚に入っていきません。

ドラッグストアのグッズ・商品による茶クマ対策

ドラッグストアなどで入手できる市販のもので茶クマを明らかに改善させることは難しいと言えます。
市販のものに入れられる成分には、規制があるためです。

アイクリームによる茶クマ対策

ハイドロキノンなどの美白剤が入っているものは、有効ですが、あまりに高濃度のものは、白抜け(白斑)のリスクがあるので、注意が必要です。

レチノールが含まれるものは、代謝を改善する効果があり、シミ改善にも役立つと考えますが、こちらはメラフェードなどの医薬品に含まれるトレチノインに比べると1/100の効果しかありません。

また、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの分子量が大きい成分は、肌に載せているだけで、洗顔すると全て流れていきます。
肌自体が改善するわけではありません。

茶クマに改善効果があったというアイクリームの例

「低分子ヘパラン硫酸のアイクリーム」が茶クマに改善効果があったという論文があります。
このアイクリームを1日2回、3か月間塗ったところ、茶クマが改善したという研究結果です。
(低分子ヘパラン硫酸とは、ヘパリンに似た物質で、ほぼすべての動物細胞の細胞膜表面および細胞外基質に存在し、細胞増殖の調整を行う分子群です。)
その実際の改善結果の写真がこちら(ページ中央付近)です。

この効果をどう取るかは、意見が分かれるところだと思いますが、分かりづらいものもあることは確かです。

肌のキメに効果があるというクリームの例

海藻から取れた抽出物のクリームの研究をしている報告があります。
こちらの写真を見ても、「キメの改善」とありますが、かなり拡大して分かる程度の改善効果であり、この程度の改善であれば、例えば顔の洗い過ぎを避けるだけでも得られるようなものです。

マッサージによる茶クマ対策

目の下の血行を促進するためにマッサージをすることは、摩擦による色素沈着のリスクがあり、控えた方がよいです。

そもそも、マッサージによる血流改善は、ごく一時的な効果しか期待できません。
また、茶クマには血流改善は無効です。

保湿による茶クマ対策

人間の体の60%は水分です。
角層には水分保持機能があります。
お肌が乾燥する原因のほとんどは、表皮が傷んでいるためです。
まずは、水分が蒸発しないように、洗い過ぎによるダメージを減らすことを優先することで、保湿剤は最小限ですむようになります。

ダメージを与え続ける限りは、保湿剤が必要になってしまいます。
しかし、保湿剤に頼るのは、本来の肌の状態ではありません。

プラセンタによる茶クマ対策

注射用のプラセンタは、ヒトの胎盤から抽出された、アミノ酸、ペプチド、たんぱく質、グリコサミノグリカン、核酸など様々な有効成分が含まれます。
サプリ・ドリンクのプラセンタは、動物から抽出しています。

サプリやドリンクでプラセンタを摂取しても吸収・分解されるので、注射に比べると本来の効果は発揮できません。

また、注射でプラセンタを打っても、茶クマなどが見た目で分かるほど改善する効果は難しいと言えます。

サプリによる茶クマ対策

もし摂取するとしたら、マルチビタミンなどをお勧めしますが、こちらを内服しても、茶クマを改善するほどの効果は期待できないと考えてよいです。

美顔器による茶クマ対策

超音波によりビタミンCを導入するものは、茶クマに使用してもよいと考えます。

ただし、RFによる美顔器は、炎症後色素沈着や肝斑を悪化させるリスクがあるので、注意が必要です。

洗顔方法のポイント

お顔を洗う際に、お皿を洗うような洗い方をしていませんか?
また、シートなどの摩擦が大きい物は表皮を傷つけやすいのであまりお勧めいたしません。

洗顔の際は、おにぎりを握るように、圧をかけて、さらに横滑りしないように気をつけていただくと、表皮のダメージを防げます。
それにより、目元を含めたお顔全体が乾燥しづらくなります。
実感としては、前顔後のつっぱりがなくなると思います。

さらに、頬骨のところにできやすい肝斑や目の周りの黒ずみも数か月くらいで自然に改善してくることが多いです。

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